奈良で車のキズ・ヘコミ修理ならカーコンビニ倶楽部スペック > 事例一覧 > ハイエース・レジアスエース > ハイエース スーパーGL(リヤゲートを含む後ろ廻り一式)ヘコミ・キズの保険修理の詳細と写真 初年度H26年、型式KDH201V

ハイエース スーパーGL(リヤゲートを含む後ろ廻り一式)ヘコミ・キズの保険修理の詳細と写真 初年度H26年、型式KDH201V

トヨタのハイエース スーパーGL(初年度H26年、型式KDH201V、カラー1E7)の車両保険を使ってのキズ・ヘコミを修理しました。

ハイエース GLの車両保険を急いで鈑金修理した事例

修理前の写真

トヨタのハイエースGLのリヤゲートが大きくへこみ、右リヤフェンダー、リヤバンパーやテールレンズもヘコミ、キズや割れがあります。

保険会社との協定ではリヤゲートを含む上記のすべての主なパネルおよび部品の新品交換は認められたのですが、お客様がかなり修理を急いでおられたので到着に時間のかかるリヤゲートとリヤフェンダーの二つのパネルについては鈑金塗装修理を行うことにしました

保険会社と修理内容と修理金額を話し合います(協定といいます)。保険を使う場合はとにかくお客様にとって最善の方法(修理よりも新品交換)を保険会社に認めてもらうことも我々の大切な仕事です。また、非常に大事なことですが細かな損傷・ズレ等を見逃さないですべて保険会社に伝え修理金額に含めてもらうことに細心の注意を払います。

下の写真をよく見ると隣合うパネルの高さがずれてしまっている箇所が2か所あります。
もちろんパネルのゆがみも原因ですが、同時にパネルが取り付けられている内部が変形してしまっていることがほとんどです。
パネルを外して鈑金修理を丁寧に行わずにパネルの取付け部分だけを調整する修理はプロの修理とは呼べません。

リヤゲートはヘコミがひどいので普通なら交換修理となるところでした。高度な技術を要します。
適当に叩いて、引っ張ってからパテを入れて形を合わせるだけの修理では必ずあとから経年劣化等の不具合が生じます。

当店はカーディーラーの下請け修理も行っていますので安心してご用命頂くことができます。

そのほかのリヤバンパーやテールレンズはもちろん新品交換です。その他にバンパーのサイドサポート、バックドアのガーニッシュ類、プロテクター、エンブレムやネームプレートはもれなく新品交換をします。

また、リヤゲートの修理の際、ナンバープレートを外しますので再封印の必要があります。バックカメラやドラレコの脱着も必要です。

リヤゲートの鈑金についてはナンバープレートの下にあるプレスラインの引き出しに注意をします。へこんだ部分を単純にただ引き出してしまうと、同時にその上部が持ち上がってきてしまいます。そののちに持ち上がった部分を叩いて戻そうとするとプレスラインも引っ張られて戻ってしまうのです。

結果、鈑金作業の引っ張りや叩き出し作業でひずみ・ゆがみが周辺にどんどん広がってしまいます。電圧をかけて行う「絞り」というそれを解消する工程もありますが、技術者によってかなり仕上がりが違ってくるために自信をもって現物修理を提案できる工場はどうしても少なくなります。

前述のパネル同士の高さ等がすれてしまっている部分をキレイに合わせていくことをチリ合わせと呼びます。複数の外装部品同士の段差とすき間の立て付けを3次元で調整することで、縦、横と奥行きについて正確性と非常に高度な技術が求められます。

修理後の写真

調色もヘコミもきれいに仕上がりました。

ボディーカラーは色番号が1E7のシルバーマイカメタリックという平凡なメタリック塗装ですが、新車から8年経っていますので経年劣化による色褪せした部分に合わせるべく調色が必要で、意外に簡単そうでなかなか微妙な技術が必要です。

チリ合わせもキレイに直っています

当店では国産車カーディーラーさんの下請けも数社行っており仕上がりは心配ご無用です。よほどのご希望がない限り、一般のカーコン工法や軽鈑金工法は行っていません。ディーラーさんと全く同一の従来工法を安価で採用しております。

当社の安くて品質の高い鈑金塗装修理の概要は下記をご参照ください。

1. 可能な限り交換しないで現物を板金塗装します。時間はかかりますが場合によっては半額くらいに費用が収まります。一般の方には前後・斜めから透かして見ても修理箇所がそれと判らない程度の微妙なゆがみが残るのみです。

2. 可能な限りブロック塗装をします。調色等に時間はかかりますが料金も安くなるうえに色合わせの精度向上などお客様にはメリットしかありません。一方、カーディーラさんを含む多くの修理業者では色を合わせるために隣のパネルの塗料をシンナーでグラデーションをかけながら徐々に色を合わせていくボカシ作業をします。しかしながら、当店では極力修理をしないパネルの塗装をボカシ塗装したくありません。

3. 当店にはナンバー1塗装ブースメーカーの伊SAICO製ブースが設置されており、空気中の異物や水分はフィルターで除去され、それらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。
また、 塗料、サーフェイサーとクリアーはともに国内最高レベルのものを採用し、特にクリアーはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準で採用していますので安心かつお得であること。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。

4. 修理方法は簡易鈑金ではなく本格的な鈑金塗装であり、カーディーラーさんと同等の修理内容であっても時間当たり工賃を安く設定し、高品質で提供していること。実際、複数のカーディーラーさんから下請けも受注しております。

このハイエースGLの車両保険を使った修理について

当初、保険会社の修理金額を査定するアジャスターは税込み22万円程度の修理代を提示してきましたが、当社の詳細な損傷を含めた税込み24万円の保険金支払いを認めてくれました。

保険を使う場合はとにかくお客様にとって最善の方法(修理よりも新品交換)を保険会社に認めてもらうことも我々の大切な仕事です。

今回の修理で「自動車保険を使った場合」と、「使わなかった場合」の「次回以降の保険料の差額」と「実際の修理代金」または「保険会社が損害額として認めるところの保険協定金額」を比較して保険で修理する方がお得であるアドバイスをさせて頂きました。車両保険の免責はゼロの契約でしたのでお客様のお支払いはゼロでした。もちろん代車は当店から無料でお貸しさせて頂きました。

自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。

奈良で良い車検をするなら脅威のリピート率を誇る当社本社サイトへ

カテゴリー

新着記事