ステップワゴンスパーダ（ドア・リヤアウトサイドパネル）キズ・ヘコミの修理料金比較と写真初年度H22年、型式RK5

ホンダのステップワゴンスパーダ（初年度H22年、型式RK5、カラーNH737M）のキズ・ヘコミを修理しました。

大きくへこんだドアを交換しないで安く修理した事例

修理前の写真

ステップワゴンスパーダの左のリヤドアとリヤアウトサイドパネルの共に広い範囲にヘコミとキズがあります。

お客様とご相談の結果、共に板金塗装修理をすることになりました。

f:id:pikapikanara:20190112100024j:plain

カーディーラーさんや一般の修理工場ではドアは交換修理になるでしょう。ヘコミの面積が大きいと高張力鋼板が使用されている車の場合、板金作業の過程で水面の波紋のようにひずみ・ゆがみが広がってしまうからです。「絞り」というそれを解消する工程もあるのですがそれにも限界があり、微妙にゆがみが残ってしまうのです。

また、ドアの新品交換は未塗装のパネルのみが送られてきて表裏を下処理後に塗装を行います。もちろん窓ガラスや内張りなどの付属部品はすべて取り外しておいて、塗装後に取り付けなければなりません。非常に多くの作業・時間を伴うために料金が非常に高額になります。このステップワゴンの場合ですとカーディーラーで約118,000円必要になります。

リヤアウトサイドパネルまたはリヤフェンダーパネルの修理はパテの量を最小限にするためにもスタッド溶接機を使って丁寧にヘコミを引き出していきます。その後、手作業による板金工程ででさらに慎重に形を整えた後にパテ埋め作業ですがこのお車のケースでパテは、中間パテそしてポリパテで順番に盛って行き最後に塗装前のサーフェサーを吹き付けます。中間前のファイバーパテを使用すると作業は早くなりますが完成後のトラブルの原因になりますので、当店ではその代わりに引き出し作業をぎりぎりまで行います。

ひとつのステップごとに丁寧に削りこみと整形作業が必要です。また、イメージしていただければお分かりかと思いますがステップごとに施工面積は広がっていきますので、最終的に塗装を含めた施工面積はこの車の場合はほぼフェンダーパネル全面近くになります。

修理後の写真

色合わせについては、このお車は以前どこかで左側面のほぼ全面を塗装修理してあり色が明らかに合っていませんでした。左全面が違う色になっているためにお気付きになっていませんでしたが、右側やボンネットとは違う色になっていました。

今回の修理は左側面の後ろ約半分なので前半分の色に合せる必要があります。そのためにデータにあるカラーナンバーNH737Mのポリッシュドメタルメタリックではなく、ゼロから現物を見ながら調色を行いました。

写真ではわかりにくいですがキレイに合わせることが出来ました。

f:id:pikapikanara:20190112100058j:plain

特にリヤドアに若干のゆがみが残る可能性をご説明していましたが、ほとんど気にならない程度に仕上がりました。

このステップワゴンスパーダのキズ・ヘコミ修理料金（税別）について

カーディーラーで修理すると約173,400円かかる修理でしたが、当社では90,500円で修理できました。納期は弊社任せで代車ご不要の特別価格です。
カーディーラーより約82,900円（47％ダウン）安くステップワゴンスパーダのキズ・ヘコミを修理しました。

自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。

奈良で良い車検をするなら脅威のリピート率を誇る当社本社サイトへ